ゲストが来た時もスナックじゃない、ちょっとおしゃれなおつまみを出せたらいいなと思い、ピクルスを作ることにしました。あと近所のめちゃくちゃ安い八百屋でデカいセロリを買ってあったので、長く保存できるものにしたいという目的もありましたね。
自家製ピクルスの保存可能な期間
できるだけ長く保存できるレシピを調べると、1〜2週間と言っている人もいれば、1年以上もつと言っている人もいる。
え、どっちなの?ってことで困ったので、実際どうだったのかをお伝えします。
結論、この方法で作れば冷蔵庫保管で1ヶ月は持ちます(確認済み)。それしか経ってないので、それ以上はまだ断言できません…。早速作り方を見ていきましょー。
必要な器材
全くの素人を想定しているので、ゼロから作る場合の材料をお伝えしますね。
- 密封できる容器(ガラス製がかっこいい)
- 深めの鍋(容器が丸ごと入るくらい)
- まな板w
- 包丁w
- トング(瓶に入るくらいの太さのもの)
必要な食材
- セロリ
- 玉ねぎ
- きゅうり
- 人参
- パプリカ
今回は家にあったこれらの野菜を使ったというだけで、他にもピクルスにオススメな野菜はたくさんありますよね。
例えば、大根、トマト、カボチャ、ズッキーニ、レンコン、山菜…。などなど正直お気に入りの野菜なんでもピクルスにしてみたら楽しそうです。
ピクルス液に必要なもの
- お酢
- 白ワイン
- 砂糖
- ニンニク
- 鷹の爪
- ローリエ
- クレイジーソルト
長期保存のポイントは「殺菌」と「水を使わない」こと
長期保存のポイントは、とにかく「殺菌する」こと。萩野菜ピクルスという会社のページで、詳しく紹介されています。全てのものに熱を通して何百万と存在する菌を殺してやります。そのため、まずは保存する容器を加熱して殺菌。
もう一つのポイントが野菜を漬けるピクルス液に「水を使わない」こと。水が菌を繁殖させちゃう素らしいので、水は使いません。
ただお酢だけで作るとツーンとした刺激が強くなっちゃうので、その分ミツカンの「やさしいお酢(穀物酢・りんご酢)」を使います。
野菜を切って少し火を通す
野菜は切ってそのまま瓶に入れるレシピもありますが、軽く煮ることで殺菌になるので全部鍋に入れて熱を通します。
失敗したな…
10分くらい煮ましたが柔らかくなりすぎました。まぢでちょっとにした方がいいです。殺菌を意識しすぎたせいですね…。玉ねぎとかすぐに柔らかくなっちゃいそうなやつとかは特に後から入れた方がいいかもですね。
その後、ボールなどに入れすぐにラップをかけておきます。空気中にいる菌が落ちてきてついちゃうのを防ぐということらしいです。
ちなみに鍋からボールに入れる際は、同じように殺菌したトングとか、箸を使ってくださいね。
ピクルス液を作る
ピクルス液の材料を鍋に入れて、5分くらい煮沸殺菌します(ここでも煮すぎると酸っぱさがなくなっちゃいます)。酸っぱいのが苦手な人はもっと長くてもいいかもですね。
野菜とピクルス液を容器にいれる
軽く煮た野菜を瓶にぎゅうぎゅうに詰めて、熱いママのピクルス液を流し込みます。
容器ごと鍋で殺菌
鍋にガラス瓶ごと入れて、20分から30分ほど煮沸殺菌します。こんな方法があるんですね。今まで空気中にそんなに雑菌がいるなんて、全く気にしてなかったなーと痛感。
最後に密封状態にするために、瓶の中の空気を抜く「脱気」をします。やり方は簡単。瓶ごと煮沸殺菌したものを冷ました後、一瞬だけ「プシュ」と音がする程度にフタを開けて空気を逃します。これで密封状態の完成です。
冷ましてから冷蔵庫へ
これでようやく保存できる状態になりました。初めてだったし、実際かなり時間がかかりました。大体2時間以上かかったと思います…。しょうがない、初めてだから。
いざ実食!その前に…
初めて開封して食べるときに、フタが開かなくて困ると思います。でもそれは完全に密封されていることの証拠。フタのパッキンの部分に引っ張るところがついている容器だったらそれをペンチとかで引っ張ればOK。そうじゃない場合は、容器を傷つけないように、ハサミなどでパッキンと瓶の間に空気が入るように押してみましょう。
もう一度温めればOKとか書いてあるページもありますが、それだと開かないことが多いです…。
3日は漬け込んでからの方がうまい
1日後に食べてみました。食べられないことはありませんが、味に深みが出てませんでした。優しいお酢を使ったのもあって、酸っぱさも物足りない感じでしたが、3日ほど経ってから、グッとうまくなりましたね。
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